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お風呂に入るのを頑なに拒む2歳の息子。毎晩の「イヤイヤ」にヘトヘトだった僕が、お風呂場を「秘密基地」に変えて一緒に楽しむようになるまでの奮闘記

毎晩19時になると、我が家はちょっとした「戦場」になります。
「お風呂入るよー!」
僕の呼びかけに、2歳の息子は「いや!はいらない!」と叫んで、リビングの隅へ一目散に逃げ出します。
力づくで抱き上げると、まるでエビのように体をのけぞらせて大泣き。息子の涙を見るたびに、僕の心はすり減っていきました。

「どうしてこんなに嫌がるんだろう…」
仕事帰りの疲れた体で、毎晩この不毛な戦いを繰り返すうちに、僕の心はすっかりヘトヘトになっていました。

お風呂という名の「戦場」で、ため息をつく毎日

ある日の夜、お風呂のドアの前で、ついに僕は頭を抱えてしまいました。
床に転がって泣き叫ぶ息子を見つめながら、「もう今日はお風呂なんて、入らなくてもいいや…」と半分投げやりな気持ちになっていたのです。
すると、息子が涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、ポツリと言いました。

「パパ、おふろ、こわい。バイバイ…」

その言葉を聞いたとき、胸がギュッと締め付けられました。
「早く入りなさい!」と、僕がいつも怖い顔をして怒鳴っていたから、息子にとってお風呂は「怖い場所」になってしまっていたのです。
「ごめんね」と心の中で謝りながら、このままではいけない、と強く思いました。

お風呂場を「秘密基地」に大改造!

そこで僕は、お風呂を「体を綺麗にする場所」ではなく、「ワクワクする秘密基地」に変えてみようと思いつきました。
次の日の昼間、仕事の合間に100円ショップへ走り、お風呂で使える光るおもちゃや、カラフルなコップを買い込みました。
そして夜、お風呂の電気を消して、買ってきた小さなおもちゃの光だけで脱衣所とお風呂場を照らし、ちょっと薄暗い、特別な空間を作ってみたのです。

ドキドキの作戦決行!

いつもの「イヤイヤ時間」がやってきました。
僕はリビングで逃げ回る息子に、わざと小さな声で耳打ちしました。

「ねぇ、パパと二人で、秘密のミッションに行かない?」

息子は涙をためた目で、不思議そうに僕を見つめます。
「お風呂場に、キラキラ光る秘密基地ができたんだ。ちょっとだけ覗いてみる?」
そう言うと、息子は「ひみつきち…?」と興味津々な表情になり、僕の指をぎゅっと握ってくれました。

湯船の中で見せた、息子のとびきりの笑顔

お風呂のドアをそっと開けると、そこはいつもと違う、青や緑の優しい光がゆらゆら揺れる不思議な世界でした。
「うわぁ…!」
息子の目が、暗闇の中でキラキラと輝きました。
恐る恐るお湯に足を入れて、温かい湯船の中で光るおもちゃを触りながら、嬉しそうにはしゃぎ始めました。

「パパ、これ、すごいきれいだね!」

さっきまでの「大泣き」が嘘のように、息子の顔に笑顔が溢れていました。
僕も一緒に湯船に浸かりながら、心から「楽しいな」と感じていました。
お風呂を無理に入らせるのではなく、ただ、この空間を二人で一緒に楽しむ。それだけで、今までのイライラが嘘のように消えていきました。

毎晩のお風呂が、僕たちの宝物に

今でも時々、お風呂に入るのを嫌がることはあります。
でも、そんな時は「今日の秘密基地は何色にしようか?」と声をかけると、息子は嬉しそうにパタパタとお風呂場へ走って行ってくれます。
毎晩の憂鬱だった時間が、今では僕と息子の大切な秘密の時間に変わりました。
もし、お風呂のイヤイヤにヘトヘトになっているパパやママがいたら、一度お風呂の電気を消して、小さな光を灯してみてください。きっと、いつもの場所が、特別なワクワクに変わるはずです。

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